サイバーダイン株価変動で三井住友銀行に恩恵

サイバーダインはロボットスーツのHALによって投資家にとって知名度が高く、初値は公募価格の2倍以上という予想もあり、サイバーダインのIPO株はプラチナチケットと言われていました。過去の業績では赤字続きで将来的には大きな利益になるという期待先行のIPO株でしたが公募価格は3700円の高い価格がつきました。IPOの主幹事はSMBC日興証券で割当率も8割以上ですので、サイバーダイン人気を独占したといえるでしょう。ちなみに、SMBC日興証券は三井住友銀行の小会社ですので、三井住友銀行にとってもサイバーダイン人気はプラス材料となります。そのせいか知りませんが、三井住友銀行はサイバーダインの作業支援用HALを金融機関でいち早く導入しています。
サイバーダイン恐るべしと感じるのは期待先行だけで、投資家の人気を呼び、公募価格は3700円が初値で8510円になったことです。今期も赤字になることや、企業価値より株価が高くなりすぎた感もあり、その後は株価が3割近く下がりました。しかし、サイバーダイン恐るべしで株式の5分割を発表すると、株価が急上昇し、株価が初値の2倍まで上昇します。分割後は2割程度下がり、株価の変動が安定してきたところで、また、サイバーダイン恐るべしで、新株と新株予約権付社債(CB)を発行して海外市場から約410億円を調達すると発表しました。借入返済できるような業績でもないので、株式の希薄化懸念から株価が急落します。その後は株式の2分割を発表しましたが、株価への影響はあまりありません。しかし、今後も何かしてきそうなサイバーダインですので、IRニュースは毎日、チェックした方が良いでしょう。

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